ヤ―コップ・シュトルム,プリムラウィロサ, Mountain primrose, Primula villosa - アンティーク・ボタニカルアート（ルドゥーテ、カーティスなど）と博物画＆稀覯本専門店

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プリムラ

｜『ドイツ植物写生図譜』
プリムラ

タイトル：プリムラウィロサ
Mountain primrose, Primula villosa
"Deutschlands Flora in Abbildungen nach der Natur" (Germany's Flora in Pictures from Nature)
1798年-1862年　ドイツニュールンベルク刊行

銅版手彩色

163部の小冊子で刊行されました

この本には、2000図以上もの、品の良い魅力的な小さな銅版画が入っており、その各々の大きさは横が5インチ、縦が3.5インチ以内である。ドイツ植物誌の銅版画集は、当時すでに存在していた。
しかし、シュトルムが1796年に書いたように、「それらのうちあるものはまずく描かれたり彩色されたりしており、またあるものは破損して散逸してしまっていた。
さらにあるものは、植物学愛好家でさえも一生に一度も閲覧する機会がないような、壮大で豪華な稀覯本の中にのみ入っている。」
そこで彼はドイツ植物相の知識を得るための本に、絵をできるかぎり多数収録し、かつできるかぎり安価に制作するために、意図してこの小さな図版に決めたのであった。
小さいにもかかわらず、それらの絵は驚くほどの精密さで描かれている。

ヤ―コップ・シュトルムは、美術を父のヨハン・ゲオルク・シュトルムから学び、父親もまた、ニュールンベルクの彫版師でした。
ヤ―コップが最初彫っていたのは、昆虫の図譜であった。
ヤ―コップによる版画は、多数の書物に見られる。
例えば、Ａ・Ｗ・ロウツの『植物学断章』1797年-1806年）、Ｃ・シュテルンベルクの『ユキノシタ属研究補遺』(1822年）、Ｄ・Ｈ・ホッぺの『ドイツ産スゲ属』(1826年）などである。
ブレスラウ大学はヤ―コップに名誉博士号を贈ることで深く敬意を表した。
（ウィルフリッド・ブラント著『植物図譜の歴史』より）

図譜サイズ：縦12㎝×横7.5cm　
クリーム色のマット入
マットサイズ：縦21cm×横18cm

型番

JOBS5

販売価格

5,000円(税込5,500円)

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