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アンとジェーン・テーラー作
アイザック・テイラー画

｜『ロンドンの風景』
アンとジェーン・テーラー作
アイザック・テイラー画

City Scenes, or a Peep in London

「街の風景、ロンドンのぞき見」

アン＆ジェーン・テイラー作
アイザック・テイラー画
1828年ロンドン刊行
ハーヴィーとダートン出版

表紙には木版画ビネット3図の彫刻されたと、28ページに84図の木版画に描かれた挿絵が収められています

非常にレアなロンドンの子供向け絵付きガイドの改訂・増補版
ウィリアム・ブレイクの『聖木曜日』の改稿版と作者不明版が収録されています

旅のスタイルで、文書と詩の断片と、街の名所、通り、風景、人物の描写が織り交ぜられています
セント・ポール大聖堂とモニュメントから始まり、シティをゆっくりと通り抜け、ウエスト・エンド、ウェストミンスター、最近完成したハイゲート・アーチウェイ、サザーク橋、ウォータールー橋、そしてドックへと続きます

ロンドン塔の動物園、ぼろ布市（財布を気をつけろ！という警告付き）、犬に餌付けされた熊（残酷さを批判）、街を練り歩くガイ・フォークスの人形、フリート街でパイを売る「飛ぶパイマン」、消火栓で遊ぶ少年たち、セント・ジェームズ・パークでアイススケートをする少年たちなど、楽しい場面が描かれています

児童文学出版社のウィリアム・ダートンによって1801年に初めて執筆された『都市風景』は、その後も版を重ねて発展してきました
1806年には、姉妹詩人のアン・テイラーとジェーン・テイラーが本文を編集し、版画家の父アイザック・テイラーが挿絵を添えました

ウィリアム・ブレイクの『無垢の歌』に出てくる「聖木曜日」は、1818年に流用加筆され、最初の行が「聖木曜日のことでした」から「楽しい6月のことでした」だけに変更されました
この版の69ページ、「チャリティ・チルドレン」の彫刻の隣に掲載されています

ロバート・J・ヘイハーストの彫刻入り蔵書票付き

本サイズ：縦18cmX横11cm　厚さ1.5cm
装丁：背表紙革　＋マーブル模様のボード　背表紙タイトル手書き
状態：少々シミあり