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ジョン・トラスラー作、ウィリアム・ホガース画

｜『ホガースの道徳』
ジョン・トラスラー作、ウィリアム・ホガース画

Hogarth Moralized
John Trusler, John Major, William Hogarth

『ホガースの道徳:ウィリアム・ホガースの最も重要で賞賛される作品の完全版』
ジョン・トラスラー作、ウィリアム・ホガース画、ジョン・メイジャー編集
1841年ロンドン刊行

ジョン・メージャーが編集した、トラスラーのウィリアム・ホガースの版画コレクションの新版のほぼ良好な1冊です

ホガースの作品の 57図の美しいフルページ銅版画 (口絵の自画像を含む) は、すべて G. クルックシャンク、W.H. ワージントン、C. パイ、W.H. ワット、T.E. ニコルソン、A. ダンカンによって精巧に銅板彫刻されており、本文には 12 図の小品木版画が収められています

有名な組曲『娼婦の進歩』『放蕩者の進歩』『選挙』『結婚の流行』『勤勉と怠惰』『一日の四時』と、個々の版画『[サザーク]フェア』『ビール街』『ジン通り』『コックマッチ』などが含まれています

トラスラー自身は「医学、農業、歴史、礼儀正しさ、法律、神学、旅行、園芸など、多岐にわたるテーマに関する膨大な作品」を出版しました
1766年、この画家の未亡人ジェーン・ホガースはトラスラーを雇って版画の説明文を書かせ、その成果である『ホガースの道徳化』（1768年）を自ら販売しました
トラスラーは他人の作品を熱心に、そして恐れることなく編集し、最も人気があったのは、チェスターフィールド卿の『息子への手紙』（1774年）を体系化して要約した版で、1775年に『礼儀正しさの原則』として出版されました
同年、彼は若者を対象とした第2巻を出版しました
彼は1781年に『イングランドの慣習法と制定法の簡潔な概観』を出版した
また、1788年にはウィリアム・ブラックストンの『注釈』を、1797年にはトーマス・スタックハウスの聖書史を学校向けに要約した『聖なる歴史大要』を出版した
トラスラーは、行動に関する本や自己啓発書を数冊執筆しました
その中には、田舎の紳士が年収 1,000ポンドの男性と同等の暮らしをし、同等の印象を与え、400ポンドを費やすことなく暮らす方法を説明した、人気があり実用的な「裕福で立派な人になる方法、小金持ちの男性に宛てて」（1775 年）も含まれています

トラスラーは「ホガースの風刺画を本格的な説教に変えました」（ランドウ）

ウィリアム・ホガース
（1697年-1764年）
ロココ時代のイギリスの画家。イギリスは、絵画史の面では長らく不毛の土地であり、ルネサンス期、バロック期を通じてハンス・ホルバイン、アンソニー・ヴァン・ダイクといった外国出身の画家を除いて、見るべき画家はいなかった。イギリス人画家による、イギリス独自の様式をもった絵画が生まれるのはようやく18世紀、ヨーロッパ大陸ではロココ美術が全盛の時であった。ホガースは、そうした18世紀のイギリス画壇を代表する国民的画家である。

状態：
リヴィエール & サンによる、同時代の赤色の磨き上げられたモロッコ革の装丁、背表紙には 5 つの隆起した帯、金箔のツールワーク（淵装飾）、黒色革のタイトルラベル Hogarth Moralized、茶色の革の著者ラベル Rev. Dr. Trusler、マーブル模様の見返し、小口金、ブックブロックはしっかりしています
内側は鮮やかできれい、マークはなく、すべての版は明るく非常に精巧です

リヴィエール装丁の、18 世紀イギリスの風刺芸術の古典のほぼ完璧な巻です

タイトル Hogarth Moralized:
著者 John Trusler、John Major、William Hogarth
イラストレーター William Hogarth、W.H. Worthington、G. Cruikshank、T.E. Nicholson
装丁赤色のモロッコ革、金箔
状態中古 - ほぼ良好
ページ数 256ページ
発行者 Henry Washbourne、ロンドン
刊行日付 1841年
サイズ八つ折り、22 x 14cm
在庫数 1