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クサノオウ

｜『薬用植物誌』
クサノオウ

タイトル：CHELIDONIUM MAJUS
GREATER or COMMON CELANDINE

クサノオウ

「薬用植物誌」　1790年～1794年ロンドン刊行

ウィルアム・ウッドヴィル著
ジェームス・サワビー画

「薬用植物誌」は、ロンドンとエディンバラの英国内科医師会によって公表されました
土地固有種・新種のすべての薬用植物が図譜とともに掲載され、系統的、一般的な記述を含み医薬品のカタログとして解説されています

銅版画手彩色

図譜サイズ：縦約22cm×横約17cm
シミあり

マット紙（外枠紙）なし

紙の最上部に糊で白色の細い紙がついているものもありますが、（写真参照）水で剥がすことができます

ウィルアム・ウッドヴィル
1852年に北イギリスのカンバーランドに生まれました。
ラテン語とギリシア語の「古典的な」教育を受けて、本草学の薬剤師として研究を進め1775年にエディンバラの大学で医学博士になりました。
スコットランドで個人向けの医者になる前にヨーロッパ大陸を旅行しました。
その後10年間、ロンドンのミドルセックス薬剤局で内科医でした。
1791年には、セント・パンクラスの天然痘病院およびイノキュレーション病院の内科医となります。
さらに、「薬用植物誌」を公表し、キングズ・クロスで植物園を設立するためのリンネ協会の一員なりました。

ロンドンとエディンバラの「医薬品」にリストされた医療用途用植物の記述および注釈を含む、この古典的な書は、1790年に公表されました。
更にまた、もう2冊の本および補足(1792年-1794年)が続きました。
それは、ベントリーとトリメンによって1880年に刊行された「薬用植物誌」まで、約100年間英国の薬草調剤書の標準の図譜付き研究書として用いられました。

テキストに伴う275図の手彩色銅版画は、有名な植物学の芸術家ジェームズ・サワビーによって作製されました。
サワビーはウィリアム・カーティスの「ボタニカル・マガジン」、スミスの「英国の植物学」などを例証した人物。
その後、別の図版が1810年に追加されました。
第5巻本中の第3巻目の図版はウッドヴィルの死後、27年後に1832年に刊行されました。
それは、ジョージ・スプラットによって例証された39図の新しい植物の記述を含んでおり、卓越した植物学者、ウィリアム・ジャクソン・フッカー(1785年-1865年)によって編集され、改訂されました。

ジェームズ・サワビー
(1757年-1822年)
こちらの手彩色銅版画図譜は、1790年から1793年に作製されたものです。
1790年-1794年の第一出版に伴う275図の手彩色銅版画は、有名な植物学の芸術家ジェームズ・サワビー(1757年-1822年)によって作製されました。
サワビーは、ウィリアム・カーティスの「ロンドン植物誌」や「ボタニカル・マガジン」、E・スミスの「英国の植物学」などを図譜担当しました。
その後、別の図版が1810年に追加されました。

1970年ロンドン刊行

型番

WDWW68

販売価格

7,000円(税込7,700円)

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