ヴィクトリア女王,戴冠式,パレード,馬車,ゴールド・ステート・コーチ

TOP > Rare Books 稀覯本 > 古代史歴史風景遺跡(ローマギリシャポンペイ) 宝石鉱物鉱石地質建築インテリア家具 > 『ヴィクトリア女王戴冠式パレード』

｜『ヴィクトリア女王戴冠式パレード』

1838年ロンドン刊行

ヴィクトリア女王のパレード風景

当時、王室正式認定記念品として1回だけ限定刊行されました

手彩色図譜

ビクトリア女王の戴冠式行列の素晴らしいパノラマです！

イギリス王室記念品の最も初期の品の1つです

全長54㎝(33図)の手彩色版画が一連のパノラマになっています

パレードの先頭には各国大使館の馬車：メキシコ、スウェーデン、ギリシャ、サルデーニャ、スペイン、アメリカ、オランダ、ブラジル、バイエルン、デンマーク、ベルギー、ヴュルテンブルク、プロイセン、トルコ、フランス、ハノーバー、オーストリア、ロシア、シチリアなど

その後、ケント公爵夫人、グロスター公爵夫人、ケンブリッジ公爵、サセックス公爵、そして王室の馬車12両

その間にはイギリス軍：ライフガード騎兵隊、世帯騎兵隊のバンド、女王のバージマスターとウォーターマン、ロイヤルホースガード、軍事スタッフ、マーシャルマン、女王のヨーマン・ガード、など

最後には陛下の豪華な馬車
8頭の美しい馬の名前も記録されています：テンパス、パーパー、ファット、ファディ、メルローズ、ジェネラル、マンゴとブリリアント

馬車は、ゴールド・ステート・コーチです
（The Gold State Coach）
イギリス王室が使用する、八頭立ての馬車
1760年にジョージ3世によって委託され、サミュエル・バトラーによってロンドンで作られ、1762年に完成した

馬車は、ジョージ4世以来、全ての英国君主の戴冠式で使用されてきた
バッキンガム宮殿のロイヤル・ミューズに収容されており、一般に公開されている

非常にレアです

1970年以来、この希少で見事な記念品のパノラマ図が１回だけ（1997年）オークションに出品されているのみです

ビクトリア女王の戴冠式は1838年6月28日木曜日に行われ、18歳でイギリスの王位を継いだ1年後です
この式典は、バッキンガムから通りを通る馬車でのパレードの後にウェストミンスター寺院で行われました

実物のパレードの状況をカメラのない時代に報道している貴重な資料です

本サイズ：縦20㎝×横12㎝厚さ3㎝
厚紙の表紙、裏表紙に金属のフック付き

中に蛇腹状に折りたたまれた長い図譜が入っています

全図譜の動画下にありますのでご参照ください

状態：シミあり
14㎝の図譜（ライフガード騎兵)が紛失しています