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エリザベス皇女

｜『キューピッドの誕生と勝利』
エリザベス皇女

タイトル:ARRIVES AT THE HILL OF DIFFICULTY
困難に至る

Princess Elizabeth
"The Birth and Triumph of Cupid" 1795年ロンドン刊行　初版

キューピット画（ローマの愛の神様）
　
点刻銅版画（スティップル・エングレーヴィング）

図譜サイズ：縦19.5cm×横15cm　
マットサイズ：縦33cm×横29cm
水色のマットの内側に金線入り　

アンティーク商品につきシミあり
　

英国の皇女によって描かれた非常にレアな銅版画図譜のシリーズです。
天使画の中でも最も崇高な本格的図譜です。

刊行当時あえて名前は、伏せてありますが、この非常にチャーミングな図譜はエリザベス皇女の作品です。
エリザベス皇女は、「狂気の王」と呼ばれたジョージ3世の3番目の娘でした。
姉妹達と同様に、厳密な規律励行者母親、シャーロット女王によって育てられました。生涯を通じて詩を読み書きし、水彩画を描き、ペルトロ・ウィリアム・トムキンズを師に絵画や版画の勉強をしました。
1808年に、38歳の皇女が語ります、「私の人生は、植物人間のような20年間でした、この生活は、これからも継続されることでしょう」と王家の宿命的な束縛生活を象徴しています。

エリザベス皇女
（1770年-1840年）
そのような生活の中で描いた自由で恋に時めくキューピッド（ローマの愛の神）の表情は、彼女の心の奥底を察します。
ローマ時代の愛の神様キューピットは、キリスト強下のイギリスですべての人々に大変人気がありました。
それは、女性の自由恋愛の強い憧れとなって若き女王の描いた美しい男の赤ん坊を解し世界に羽ばたきました。

1818年に、48歳のエリザベス皇女は、ヘッセ-ホンブルグ帽のフレディリック王子と結婚し、オーストリアに移りました。

エリザベス皇女の図面は、彼女の指導教員である銅版彫刻師P・W・トムキンズ（1760年-1840年）によって点刻銅版彫刻に作成されて、1795年に限定版で刊行されました。
トムキンズは1775年に王立アカデミー学校に入り、恩師フランチェスコ・バルトロッツィからの点刻法を勉強し、1793年にシャーロット女王のための彫刻師になりました。

型番

ENFIRQD8

販売価格

25,000円(税込27,500円)

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