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｜『香水の芸術：パリジャンとアメリカの少女との手紙』

The Art of Perfumes: Maison Rigaud

アンドレ・ド・フキエール著

1915年パリ　メゾンリゴー刊行
初版

第一次世界大戦中に印刷されたフランスの香水会社「リゴー」の現存する希少な販促本です

この豪華な本は、9 点の新しい香水を発売するために発行されました

アールデコ時代の最も有名な画家やイラストレーター、ジョルジュ・バルビエ、ジョルジュ・ルパープ、アンドレ・エドゥアール・マーティなど、による9図のカラー図版が含まれています

各香水は、異なるアーティストによって描かれています

「イゴール王子」(Prince Igor）、アルマン・ヴァレによる
1912年に発売された「プレ・ド・ヴー」（Pres de Vous）、ベルナール・ブテル・ド・モンヴェルによる
「ミューズ・ド・ボワ」（Muses des Bois）、「カールグル」として知られるシャルル・エミール・エグリによる
「ライラック」（Lilas）、ポール・メラスによる
1914年に発売された「ルール・シャルマント」（L'Heure Charmante）、アンドレ・エドゥアール・マルティによる
「アンダルシアのオイエ」（Oeillet d'Andalousie）、ホセ・ゴーゼによる
1910 年に発売された、人気のスコットランド系アメリカ人のオペラ歌手にちなんで名付けられた「メリー・ガーデン」（Mary Garden）、ジョルジュ・バルビエによる
1908 年に発売された「バラ」（Des Roses）、アンドレ=エドゥアール・マーティによる
1912 年に発売され、1930年代まで大ヒット香水、「アン・エア・エンボーメ」(Un Air Embaume)、ジョルジュ・ルパープによる

アンドレ・ド・フキエールによる 36 ページの小冊子は、アメリカの少女、イーディス、とパリの男性、ジャン、の手紙の形をとっています

本にも、アンドレ=エドゥアール・マーティによる黒とオレンジの 35図の魅力的なビネットで描かれています

英語版、フランス語版、スペイン語版で出版されました

メゾン・リゴー
（Maison Rigaud）
1852 年にジャン＝バプティスト・リゴーによって設立されました
その後、数十年にわたり、「エッセンス・オブ・イランイラン」や「オー・デ・カナンガ」など、エキゾチックな原料をベースにした多くの新しい香水を生み出しました
1898 年、息子のアンリ・リゴーが会社を引き継ぎ、1914 年に人気のフレグランス「Un Air Embaume」を発売しました
1960年代から、三代目のマリオとヴィヴィアン・リゴーがアロマキャンドルを発明しました

アンドレ・ド・フキエール
1874年-1959年
フランス人王党派政治家、作家、文化やモード界の「世界の男」と称される

表紙の紙製包装は、ペーパーラップは、保護フィルムで覆われています

変色や経年変化はほとんどなく、ほぼ良好な状態です
1ページ下に小さな補修強化跡あり

戦争中の販促本として残るは激レア本です

本サイズ縦23cmX横20,5cm　厚さ0.5cm
タイトル・ラベル付き装飾花紙冊子状