ECHEVEBIA RACENOSA,ボタニカルアート,イギリス

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｜『ボタニスト』

タイトル: ECHEVEBIA RACENOSA

ベンジャミン・モーンド著

1830年-1850年代ロンドン刊行

銅版画手彩色

プリシラ・スーザン・ベリー画

テキストページ付き（解説書ページ）

図譜サイズ:縦約18cm×横約13.5cm　
マットサイズ：縦30.3cm×横24.2cm
クリーム色マット付き
（国内額規格サイズの「八切サイズ」に合うサイズです）

『ボタニスト』は250図の図譜を全5冊に掲載し、1836年から42年の間にロンドンで刊行されました。
各図譜に描かれている豪華な花々は、女性の描く芸術的なバランスと繊細さと鮮やかな色使いが特徴的です。
各女流画家たちは、経済的に余裕のある家庭で育ちガーデニングの愛好者でもありました。
当時のイギリスで実際に栽培されていた観賞用の親しみ深い花々と植物は、同じ様な境遇にあるガーデニング・ファンの間で人気がありました。
当時の最高水準のボタニカルアートの傑作を構成された図鑑と言われています。

画家は、刊行者の令嬢姉妹サラ・モーンドとイライザ・モーンドと当時の有名な女流画家ベリー夫人、ウィザース夫人、R. ミルズ嬢、ジェーン・テイラー嬢、ミンターン嬢、ホール嬢、ニコルソン嬢、ボーン、レニアス・ポープ、他唯一の男性画家で編集者でもあったJ・S・ヘンズロー神父です。
銅版画はネヴィット氏、ウェルズ氏の作成です。

画家　プリシラ・スーザン・ベリー夫人
（1793年～1869年）

プリシラ・スーザン・フォークナーは裕福なリバプールの商人の娘で、フェアフィールドで育ちました。
その時代の同じような階級の若い女性同様、プリシラは、幼少時からのエキゾチックな花々(敷地内の温室に育つエキゾチックな土地の植物)を描き始めました。
有名な植物学者ウィリアム・ロスコーは、彼女の作品に感銘し植物図譜の刊行を奨励しました。

1830年に、プリシラは、リバプールの鉄道王エドワード・ベリーと結婚しました。
彼の財政的援助で、ユリ、アマリリス、ハマオモト属についての51図の植物図譜を含むヘキサドリアン植物の厳選集を刊行しました。
この本は、79冊限定で個人出版されました。
特にこの種類の植物についての専門書としては、最も高品質な書の一つとして評価されています。
序文の中で、ベリー夫人は、自ら「科学知識に対する自負は少しでもない」認めています。
1837年-1842年の間には、ベンジャミン・モーンド氏の『ボタニスト』のために植物図譜を描きました。

1862年には、顕微鏡を使用し、顕微鏡を通して見られた有機体を自らの描いた25図譜で例証した手記『顕微鏡で見た素晴らしい生物の形態』を刊行しました。
ベリー夫人は1869年にクロイドンで死亡しました。

型番

BMOBOO26

販売価格

5,000円(税込5,500円)

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