ポンペイ,壁画,火山噴火,ザーン,Wilhelm Zahn

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『ポンペイ、
ヘルクラネウム、
スタビアエの壁画』

｜『ポンペイ、
ヘルクラネウム、
スタビアエの壁画』

クロモリトグラフ（多色石版画）
図版サイズ：縦約22㎝×横約36㎝
紙サイズ：縦約29㎝×横約43㎝

この商品は、マットに入っておりません。
保存状態の良いひじょうに貴重な図譜です。
図柄は、こちらで紹介している以外にもございますのでお問い合わせください。

紀元79年噴火した幻のポンペイの壁画デザイン画（初版）
ウィルヘルム・ザーン著(1800年-1871年)
Wilhelm Zahn
"Die schönsten Ornamente und merkwürdigsten Gemälde aus Pompeji, Herkulaneum und Stabiae," Berlin, （1828年-1859年ベルリン刊行)

『ポンペイ、ヘルクラネウム、スタビアエ（ヴェスヴィオ火口から14kmの町）を代表する最高のオーナメントと見事な壁画』
全3巻本、35図のクロモリトグラフ（多色石版画）
図譜は、初期のクロモリトグラフで丁寧で緻密な色を再現している。
この図譜の刊行により19世紀のネオ・クラシックブームの火がついきました。
ネオ・クラシックとは、1800年-1840年、ギリシャ、ローマ時代のデザインの復活期で、アダム調やリージンシースタイルなど、この本の紹介で当時の建築家、デザイナーに大きな影響を与えた結果このネオ・クラシックブームを呼びました。

ザーンは、ドイツ人建築家で建築装飾で有名でした。
特に絵画を用いた壁画が有名です。
古代ローマ、ギリシャ、シシリー島やエジプトについての独自の研究で影響を受けました。
初めて1827年にポンペイへ研究に赴き、1827年にワイマールへ帰国後、友人である詩人のゲーテにポンペイの様子を報告しました。
1830年に10年間にも及ぶ研究のためにイタリアを再訪します。
そこで壁画やフレスコ画を学びました。

この本についてのあるオークションでの紹介文です。
"素晴らしい芸術の創作物"
溜息がでるような美しい輪郭線と正確な彩色の図譜は、ザーンによる何度も行った現場での検証と研究とで作成されています。
初版は、特に美しい初期のクロモリトグラフで仕上がっています。
原画となったのは、1825年-1827年の現場でのデッサン画で、この派手な色彩は、幸運にもザーン自身が目撃した発見時に忠実なものです。発掘直後から空気による変色や壁の破壊などでほとんどを失っています。
ザーンは、同書でポーティッチ美術館に使用されていた古代の壁画を忠実に再現しました。

型番	WZ35
販売価格	45,000円(税込49,500円)

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